難関私立中学校合格者の共通点【第3回】
本を持ち歩く子どもは、読書が「生活の一部」になっていました。
前回のブログでは、難関私立中
学校に合格した卒業生たちの共通点として、
「生後6か月頃から読み聞かせを続けてもらっていたこと」
をご紹介しました。
今回は、私が長年子どもたちを指導する中で、特に印象に残っている共通点をお伝えします。
それは、
いつも本を持ち歩いていたことです。
本を読むことが当たり前になっていた
灘中学校や栄光中学校などに合格した卒業生たちは、教室へ来る時も、旅行へ行く時も、待ち時間がある時も、カバンの中に必ず一冊の本が入っていました。
「時間があるから本を読む。」
そんな自然な習慣が身についていたのです。
私から「本を読みなさい」と言う必要はほとんどありませんでした。
読書は勉強ではなく、生活の一部になっていたからです。
読書は語彙力を育てる最高の学習
一冊の本には、多くの言葉が出てきます。
知らない言葉に出会い、その意味を考えながら読み進めることで、語彙は少しずつ増えていきます。
語彙が増えると、文章の意味を正しく理解できるようになります。
そして、文章を正しく理解できるようになると、読解力が育ちます。
私はこれまで数多くの子どもたちを指導してきましたが、読書習慣のある子どもほど、読解力が高く、学力も安定して伸びていく姿を何度も見てきました。
読書習慣は一日では身につきません
「本を読みなさい。」
そう言われて急に読書好きになる子どもは、ほとんどいません。
だからこそ大切なのは、
本が身近にある環境をつくることです。
家のリビングに本を置く。
お出かけの時に一冊持って行く。
寝る前に10分だけ読む。
こうした小さな積み重ねが、やがて大きな読書習慣へと育っていきます。
私が保護者の皆さまにお願いしたいこと
お子さまが外出する時、
ゲーム機やスマートフォンだけではなく、
ぜひ一冊の本もカバンに入れてあげてください。
待ち時間の10分。
移動中の15分。
その短い時間の積み重ねが、豊かな語彙力と読解力を育てていきます。
そして、その力は国語だけではありません。
算数の文章題、理科、社会、さらには将来の思考力や表現力にもつながっていきます。
おわりに
難関私立中学校に合格した卒業生たちは、
読書を「勉強」と考えていませんでした。
本を読むことが好きで、自然と本を持ち歩き、読書を楽しんでいました。
この何気ない習慣が、語彙力を育て、読解力を伸ばし、難関中学校合格という結果につながっていたのだと思います。
私はこれからも、子どもたちに伝え続けます。
「語彙力なくして、学力なし。」
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